After The Gold Rush ニール ヤング [音楽]
高校の頃のマスト・アルバムの一枚。
ニール・ヤングはとにかく気難しいというイメージがあった。
最初にニール・ヤングを聞いたのがCSN&Yのアルバムの中であったので、バッファロースプリングスやCSN&Yでのお家騒動の正しく火中の人であるという情報が流れていたから・・・
でも、CSN&Yの「デジャグ」というアルバムの中でニール・ヤングは輝いていた。
そこで、このソロを聞いてみた。
とっても美しいメロディの曲の多さに驚いた。
一曲目の「テルミーファイ」でノックアウト・・
ゴリラみたいな顔のいろいろと騒動を起こす問題児の音楽ではなかった。
歌もお世辞にもうまいとはいいがたい。
でも、なんとも、心やさしい、暖かい気持ちが伝わる歌が多い。
今でも、心安らぐ時に今でもこの中の曲を思わずハミングしてしまう。
アイ・ワナ・ウェイティング・ティル・ザ・モーニング・カム・・・
そして憧れのギターはマーチンD45・・・
・・んで「サザンマン」ではエレキでリードをとって声を張り上げる。
この曲も目から鱗だった。
当時は3大ギタリストがどうしたのとリードギターのはや弾き合戦に熱中していたけど・・・
まぁ なんて不器用でカッコイイんだろうって思った。
音数を競うなんてこのカッコよさに比べると比較にならないと思ったりした。
それまではリードギターは音数命みたいだったのにさぁ・・・
CSN&Yのライブではテクニシャンのスティーブン・スティルスとリード合戦をしているけど、どちらかというとスティルスのギターがニール・ヤングの雰囲気に引っ張られる感じだった。
高校の頃には良くこのリードを真似て、友達に馬鹿にされたっけなぁ・・・
でも、音楽は情熱とハートであることを教わった気がする。
残念だけど最近のニールはあまり真剣には聞いていない。
嫌いになったわけではない。
ただ、ちょっと今は離れているだけだ。
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