今年も「新星館」 [徒然]
2013年10月 美瑛 新星館にて
今年もまた、この時期に美瑛の丘に建つ「新星館」を訪れる。
毎年のようにオーナーさんがいて、軽くまた来ましたのご挨拶。
覚えているのかいないのか、少し考えたような顔をして明るく挨拶を返してくれる。
移築した築200年の古い木造の建物の中に密やかに、けれどもそして鋭い意思の炎を揺らしながら作品がある。
須田剋太や島岡達三の作品が素晴らしいことは承知だが、それらがまだここにあることに安心する。
美瑛の大自然を展望できるこの丘こそがそれらの作品を飾るにふさわしいことは充分に理解できる。
しかしながらこれらの作品を本当に愛する人がどれだけここを訪れるのかはわからない。
物珍しさの観光客だけでは、少し寂しい気がする。
一点一点の作品と建物の醸しだす雰囲気をゆっくりと見て回る。
そして中二階を登り三階にでるとはめ殺しの大きな窓に、遠く山々とオーナーの作った高山植物園を見下ろす。
全てが巧妙に作られており、オーナーの苦労と情熱がうかがえるのだ。
今年も11月3日に一度閉じて来年の4月にまた開けるとのこと。
「6月には高山植物がいろいろ花咲くので見に来てください。」とオーナー。
毎年今頃来ては、数少ない高山植物の写真を撮っているぼくのことを思い出してくれたのかも知れない。
来年からは6月と10月の2回、ここに来たいと思う。
おはようございます^^
北海道には素敵なところがありますね。
数回しか行ったことがない北海道。また行きたいです。
by mimimomo (2013-10-23 06:45)
新星館、もうじき一旦閉館する日が近づいているのですね。
全てが巧妙に作られたオーナーのご苦心の高山植物園、
1度拝見したいものです。
by 青い鳥 (2013-10-23 09:43)
mimimomoさん
青い鳥さん
美瑛に来られることがあれば是非、新生館はお勧めです。
オーナーさんと会話すると驚きいっぱいです。
by haru (2013-10-29 21:54)