かのんへのレクイエム 1 試練 [追悼]
写真 野幌森林公園 2008年12月
ザワザワとした胸の感じが少し遠くなってきた感じがする。
ようやくちょっと落ち着いてまわりのことを見ることができるようになった。
逝った人達は苦しみの無い世界で安らかに眠り、ぼくは残されたこの世でそれぞれが逝く間際にしょった苦しみや悲しみを必死に掘り起こす。そしてぼくの心にしこりとなっていることの「理由」を得ようと苦悶する。
でも「理由」がそこに隠されているとは限らない。
どんなに苦しんで探してみてもそもそもそこには無いかもしれないのだし・・
所詮、ぼくの記憶の中だけでは、逝った人達の感じたものや考えたことの断片しか残されていないのだし・・
これが残された者に課せられた試練なのだろうか。
なんて残酷で冷淡な試練だろう。
まぁ、それならそれでも仕方が無い。
ならば時間の魔法に委ねるのみ。
ぼくは傷を癒しながらも、ここで未だしばらくは生きていくしかないのだ。
ありがとう。思い出を残してくれて・・
ありがとう。ぼくを知ってくれて・・
感謝しているよ、出会えたことを・・
感謝しているよ、心通わすことができたことを・・
まぁ、それならそれでも仕方が無い。
ならば時間の魔法に委ねるのみ。
ぼくは傷を癒しながらも、ここで未だしばらくは生きていくしかないのだ。
ありがとう。思い出を残してくれて・・
ありがとう。ぼくを知ってくれて・・
感謝しているよ、出会えたことを・・
感謝しているよ、心通わすことができたことを・・
お互いに愛し、慈しみ、時には妬み、時にはちょっとは憎みもした。
また、会おう。
きっと、会おう。
そして、その時、心の底から笑い合おう。
ぼくはまだ、ここでやらなくてはならない事がたくさんある。
きっと、会おう。
そして、その時、心の底から笑い合おう。
ぼくはまだ、ここでやらなくてはならない事がたくさんある。
傷を舐めながら、傷を痛みで癒しながら・・・
おはようございますーー
死と言う別離は如何ともしがたいものですね~ わたくしもこの齢までに
いろんな人との別離を繰り返しました・・・中には時が経っても癒えない
別離もありますが・・・わたくし自身が生きている限りは背負う十字架のようなものだと自分で耐えているところがあります。
by mimimomo (2009-01-08 04:57)
家族といえども一期一会の今生かな?
by Baldhead1010 (2009-01-08 06:48)
「おめでとう」は言いませんね。
交わりが深いほど、癒えるのは遠いですね。
時が経ても、突然キリキリと全身が痛むような悲しみが襲ってきます。
また、ふと身近に感じて幸せ感が溢れるときもあります。
haruさんの中に、私の中に まだ棲んでいるのだと思って、
そのことをありがたいと感謝しましょう。
いい出会いだったと。
by 風子 (2009-01-08 07:33)
お久しぶりです。
いかがなさっていらっしゃるだろうか?と案じておりました。
お辛いことがおありだったのですね。
日々生きることはそれだけで大変な、そして辛いことを含んでいます。
一方で楽しいこともありますけれど。
by 青い鳥 (2009-01-08 20:16)
>mimimomoさん
「痛みでしか癒せない傷もある」という言葉が心にしみています。
>Baldhead1010さん
コメントありがとうございます。
そのとおりですね、
>風子さん
今は未だそういう気分ではなくて、もう少し時間が必要なのだと想います。
>青い鳥さん
楽しいことがあると楽しい想いでに繋がりそれがまた、悲しみを誘うといった悪循環に苦しんでいます。
by haru (2009-01-08 20:34)
お久しぶりです。新しい年がharuさんにとって
素晴らしいものでありますように。
失われた人を忘れないこと。宗教やあらゆるしがらみを
超えて、死者に対する礼儀はそれしかないと私は思って
います。
それは残された側にとっては痛みを伴うことも多いですが、
やがては私たちも近くて遠い、かの地の住人になるの
でしょう。その日まで、何度も何度も思い返してあげたい
ですね。
by masugi (2009-01-08 21:29)
>masugiさん
本当にご無沙汰していました。
その間にぼくは、とっても貴重な体験をしたのだと思います。
壮絶に生きながらも、可憐であった人とともに命の火をみつめつづけました。
これからもぼくはその人の心と生きてゆきます。
by haru (2009-01-08 21:45)
こんにちは。
気持の中の整理って、こういう場合は自分ではどうにもならないことが辛いですね。
私も、普段は明るくブログを書いていますが、
昨年12月に大切なネコを長年の闘病の末、亡くしました。
まだ若かったので、辛すぎました。
よくネコのブログの方々がご自分の大切なネコちゃんを亡くされた記事を書かれていますが、私には書くことが出来ませんでした。
今までの人生の中で、人の死を何度も見送りましたが
その時々を思い出すと、残された自分の存在を考えることが多いです。
haruさん、元気を出して・・・・という言葉が、今は意味がないのかもしれませんが、一日、一日を心温かくなるように過ごされてくださいね。
by ake_i (2009-01-09 08:56)
長生きすると、悲しみがいっぱい。
でも、数えると喜びのほうがちょっぴり多いかも。
世間知恵がつくのか、賢くなるのか、、
喜びを見つけるのも上手になるみたいで・・・・・。
by スー (2009-01-09 13:49)
>ake_iさん
ありがとうございます。
少しずつ、少しずつのりこえてゆきます。
>スーさん
そうですね。
小さな喜びをみつけてみます。
by haru (2009-01-09 23:33)
ご来訪ありがとうございました。
引き続き、よろしくお願いいたします。
by いわもっち (2009-01-10 17:36)
ご無沙汰しております。
お互い「時間の魔法」に身を委ねましょう。
私も心の整理をつける為ブログをお休みすることにしました。
haruさんのお心が1日も早く穏やかになられるようお祈りしております。
by かよりん (2009-01-17 18:31)
>いわもっちさん
こちらこそ・・よろしくお願いします。
>かよりんさん
あなたに何がおこったのかわかりませんが、あなたの心に波だっているものが、落ち着く日が早く来るように祈っています。
by haru (2009-01-17 20:59)
お久しぶりです。
また、新しい?ブログでがんばっています。
また、ご交流、よろしくお願いいたします。
by こうちゃん (2009-01-22 18:16)
>こうちゃん
お久しぶりですねぇ。
実はぼくも最近復活なのです。
by haru (2009-01-22 22:36)