メッシン・アラウンド ウィーピングハープ妹尾 [音楽]
やってもうた・・まるで日本のロック、ブルース、レア物紹介シリーズですね。
これも大学時代の思い出高き一枚。
大好きなウィーピングハープ妹尾です。
大御所のブルースハープ(ハーモニカ)奏者のファーストアルバムです。
ハープ吹きで当時その筋では有名な方だったのになぜか1~3曲目にハープの音がない。
なんとびっくり、ボーカルとバントの音で聞かせちゃうという趣向にまいった!!
そしてかっこいい塩次のギターが鳴り響く・・・
そしていよいよハープの音が聞こえ始めると独特のシカゴブルースのリズム・・
いやあ 醍醐味です。いいです。
もち、この後に発表されたローラーコースターというバンドのほうがリズムはのりのりでいいのですが・・
でも、まあ、これを聞いた若きころは一発でまいりました。
ちなみにこの裏ジャケットも物議をかもし出しましたなぁ。
ハープを持っている両手が写っているんですがなんと・・あなた・・その指一本の爪の先が黒い・・
つまりこれは、爪垢ですなぁ。
やれ不潔なものをわざわざジャケットにするなとか、この爪垢こそがブルースだとか・・
そりゃあ 界隈では大騒ぎでした。
ライブを見にいった時に腰に皮の太いベルトを巻き、そこにキーの異なるハープをたくさん下げて、
演奏が始まるとシュッとハープを抜き出して吹き始める。カッコいかったなぁ。
当時は必ずサングラスをしていてえらいかっこいい・・
その後にサングラスしてない写真を見たら梅図かずおにそっくりでちょっとがっかりでした。
シカゴスタイルの良質のバンドブルースを日本で完成させたという点でこの人は偉い!!
単調なリズムに音を重ねていって全体がうねるようなグルーブ感を作り出す・・いいねぇ
ウェストロードのクールな感じとは別のホットな音作りです。
ちなみにブレイクダウンというバンドもあって・・・まぁいいかぁ・・Amazonに写真ないもんね。
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