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オーティス・クレイ [音楽]


札幌にはベーカーショップブギという結成30年を超える老舗のバンドがあります。
そのバンドのポーカルのアキラさんは最高にやんちゃ親父でカッコイイ。
なんせ、雪駄をはいてオーティスレディングを歌えるのはこの人しかいない。
ブルースとソウルをこよなく愛している。
ステージから「ねぇちゃんかわいいねぇ」と言ってみたり、だらしない腹をポッコリ出したり・・
でも、アキラさんの熱いソウルは素晴らしいし本物だ。(ねぇちゃん好きも本物)

そのアキラさんがブラザーと呼ぶのがこのオーティス・クレイ。
78年頃に来日して日本中のブラックミュージックファンを熱中させた。
その時のライブの様子は2枚組みのLPで発売されている。
ぼくは、ライブには行けなかったけどこのLPはジャリジャリいうほど聞いた。
本物のソウルと日本人とが触れ合った瞬間だと思う。

このCDはそのオーティス・クレイがハイというレーベルに録音したもの。
オーティス・クレイの最高の録音だ。
もちろん歌もいいけれど、バックののりが最高。
「ハイサウンド」と賞されるくらい、このレーベルから出されたものはバックがいい。
独特ののりとグルーブ感のリズム体と盛り上げるフォーン。
すげぇ・・・

何気に若いころ、特に好きだったのは「アイ・キャント・テイク・イット」である。
要するに「おりゃあ朝飯が食えない・・」という歌なんだけど・・
朝飯ごときでここまで盛り上げるかぁというすごさ・・
クレイでなけりゃ、馬鹿馬鹿しくて聞いてられないだろうなぁ。

アキラさんは2005年年末のライブで、
「今度はまたオーティス・クレイをよぶべっ」と言ってたけど、実現するのかなぁ。
それが実現できたら、札幌はまた昔のように、ブルースとソウルで盛り上がるのは間違いないべぇ。

昔は、今はなき、大谷会館という会場で年に一度の「ブルース収穫祭」は大いに盛り上がった。
「大谷会館は札幌のアポロ劇場」だとみんな言ってたくらい。
なんせ、そこはコンサート会場の上が葬儀場・・
みんなののりとともに、上で葬儀されている仏さんも成仏しちゃう感じだった。
とにかく、盛り上がっていた時代はあったのだ。

やるべぇ やるべぇ アキラさん。
もう一回、大きく盛り上がるべぇ。
ブラザーといっしょに・・・
ちゃらちゃらした子供音楽にうつつを抜かす人達にソウルを叩き込んでやればいいっしょ。

今はソウルを忘れた昔の若者達にもう一回気合をいれてやればいいっしょ。

子供達へ・・・

もう一回、ブルース収穫祭にいっしょに行こうぜ・・

 


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